【府中市美術館】石子順造的世界 |
11:49 |
昨日は冷たいミゾレがやまない中、府中市美術館に行ってきました。
ここの美術館はたまに良い企画展が開催されるので、
たま〜に行くことがあります。
今回は、相方が見たいというので、『石子順造的世界』を覗いてきました。
私が見たかったのは、赤瀬川原平さんの絵。
一番最初の展示室にあったお札の絵は、
当時罪に問われ千円札裁判になったそうです。
そしてその近くにあった、1973年正月特別号という新聞風の風刺画があり、
1973年生まれの私としては内容全部を読みたかったのですが、
結構同じように思った人が沢山いて、人がその前に張り付いていたので、
あんまり見れませんでした。
当時の世の中の有名人の姿と発言などが面白可笑しく沢山書かれている絵でした。
そして、欄外に書かれていて面白かったのが、
書かれている内容に文句がある方は、苦情券と一緒に連絡するように、
と思いっきり皮肉って、挑戦状と取れる内容が書いてありました。
この企画展『石子順造的世界』のポスターやパンフレットなどの
題字も赤瀬川さんが書いたもので、題字の原画を見ることができました。
それから、下のマッチ箱のコレクションは、赤瀬川さん達がなんとか同盟みたいな、
組織を作って収集したものだそうです。
以下のパッケージは美術評論家石子順造氏が蔵に保存していたものだそうです。
昭和の印刷物については、私も集めたくなる気持ちが分かる気がしました。
色の組み合わせや二版刷りの版がどうなっているのか?など、
当時の印刷技術が気になったりしました。
さて、私が最後に気になったのは、晩年の石子順造氏が収集していた卵型の数々。
晩年の石子氏は卵型や丸い石に関心をよせていて、
赤い台にのっている樹脂製の卵型は、病床の石子氏が発注して病床で磨いたものを、
知人たちに配っていたものだそうです。
今回、写真撮影OKの展示室がひとつあり、気になった物を撮影してきました。
最後に、「アートの消えるところ」と題して、
中沢新一(人類学者)×椹木野衣(美術批評家)のトークイベントも見てきました。
相方のリクエストで並んで入りましたが、立ち見になるほど会場が一杯でした。
私は最初は話の内容に興味がなかったのですが、
最後の方に石子氏が晩年興味を持った丸石神の話になり、
山梨県にある丸い石の同祖神が気になりました。
相方は丸石神の話には興味がなかったのか、30分以上時間オーバーしていたので、
会場を出ようとせかされました。
私は山梨県にはちょこちょこ足を延ばすので、ちょっと見つけてみたいと思っています。
卵型や丸い石、なんとなく人が集めたくなるような気持ちが分かります。
人間が美しいと思う形の原点?アートや芸術の原点?
みたいなものを感じるのでしょうか?


【府中市美術館】石子順造的世界

